2011年11月18日金曜日

おうちプロジェクト:籠




我が家のベランダは、家を建てたとき、とある事情により

半分しかありませんでした。あとの半分は、窓はあるのに床がない

非常に危険な状態。窓を開けて外に出たら、そのまま真っ逆さまに

地面へ落ちてしまうという恐ろしい場所。



1年以上たって、やっとやっとベランダが完成しました。

今まで息子が窓から落ちないように、ぴったり窓の前に

置いていた大きなベビーベッドとも、もうお別れ。

麓が眠るはずだった場所を片付けてしまうのは、少しさみしい

けれど・・・またいつか使える日が来ると信じて。



ベビーベッドに放り込んでいた、洗濯用のハンガーやらを

入れるためのカゴが我が家にやってきました。

とても美しいアケビのカゴは、繊細で、力強く、やさしい。





6343548119_003f408429




一言でカゴといっても、世界そして日本には地方によって様々な

カゴがあります。日本の中でも東北と九州では堅さや編み方が

全然違うそうです。生活に密着した道具。人々の知恵。

その魅力に最近ようやく気付くことができました。





6343543905_fe8721efd4




おてふき入れは、お懐紙をしいてお菓子を入れても

素敵です。こういうのをさささ、と作れるなんて羨ましい!





6344282182_61215bb88f




足付きのくずかご。使っているうちに色が変わってくる

のも、竹など木製品の魅力です。不揃いな自然。

我が家の床もだんだんと色が変わってきました。

コーティングしてある木の床と違い、裸の木には温もりが

あります。常に呼吸し、変化し続けるものたちに囲まれて

暮らすおもしろさを、この家のおかげで知りました。



道具やモノにも、なんというか、性格があって。

私たちが今にも壊れそうな古い車に乗っているのは、

「機械的」で「間違いない」感じから距離を置きたいから

かもしれません。

家も、家具も、車も。付き合っていく、という意味では

人間と同じ。思いを込められるかどうかはとても大事。



麓もきっと、この家を気に入ってくれてると思います。





0 件のコメント:

コメントを投稿