2012年3月24日土曜日

灰色の海



今日は夫と平日休みをとって、ゆっくりと過ごしました。



朝は6ヶ月目の検診へ。

何度見ても、赤ちゃんが動く姿に感動します。

こればっかりは科学の進歩に感謝する瞬間です。



お昼は葉山のearthen placeでランチ。

初めて行ったのですが、ロケーションといい、彩り野菜

たっぷりのお食事といい、スタッフの方の親切さも・・・

とても気に入ってしまいました。




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子供連れの方もたくさんいたので、息子がもう少し

落ち着いて食べてくれるようになったら、家族皆で

行きたいです。



二人でゆっくり海を見ながら、人間の在り方や、死に方や

快楽やらについて色々話しました。そして改めて夫婦で

時間をつくって、じっくり話すことの大切さを感じました。



共通している部分としていない部分。口に出して知ることで

お互いの理解を深めることも大事。同時に、口に出さなくとも

動物のように本能のままに、お互いの快楽への欲求を表に

出すことも、幸せに生きて死ぬためには必要なのではないか...

そんな話をしました。



デザートまで食べて満腹になった後、さらにもやい工藝へ。

久しぶりにお皿を買いました。小鹿田の少し大きめの皿です。

来週からはやちむん展がはじまるので、とても楽しみです。



身近な死を体験したことをきっかけに、「どう生きたいか?」

を強く意識するようになりました。それは、自分が、そして

家族と。どんな場所で、何を食べて、何をして、どんな服を着て

どんなものに囲まれて生きたいか?



お金を貯めて、生命保険に入って、時々レジャーを楽しむ。

私たちにとっての幸せな生き方は、そういうことではないのだ

と思うに至りました。



灰色の海の上すれすれを飛んでいく鳥。

その生死はすべて自分の力にかかっている。

生きることを恐れず、死ぬことを恐れず、ただ真っ直ぐと。

そんな姿を見て、うん、人間もそれでいいのだ、と

思ったのでした。


2012年3月23日金曜日

野の花と。






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昨年の春を過ごした阿久根の庭には、たくさんの木と花が

生きていました。人の手でむしれる分だけの草をむしり、

植物も動物も虫たちも、自由に動き回っていました。



小さい頃は、どこにでもあった景色。

野原があって、小さな花が咲いていて、たくさんの虫がいて。



それが今では、緑の多い場所を探さなければ、見つからなくなって

しまった気がします。



だからせめて、我が家の小さな庭に。

立派な花はないけれど、どこにでもあるはずのの、小さな命を。




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昨年までは全然生えていなかった、小さな野の花たち。

どこからか運ばれてきて、我が家に辿り着きました。

もっとたくさん生えたら、息子と摘んで麓に見せてあげよう。




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葉が仏様の座る蓮座に似ているというので「仏の座」という

のだそうです。



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昨年は麓と感じた春の喜びを、今またお腹の子と感じています。



ずっと見守ってくださっている皆さまに感謝。



2012年3月12日月曜日

まあるい一日


今日はどうしても家族で過ごしたくて、ずっと作りたかった

味噌を作ることにしました。



梅干しに続き、我が家で初めて作る味噌です。



まずは一晩水に浸けておいた、高知県の無農薬大豆を

煮ること3時間半。




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指でつぶせるやわらかさになったら、ひたすらつぶします。

大きな大きなすり鉢が、いっぱいになるほどの量。





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それから塩と玄米糀を混ぜ、つぶした味噌と合わせたら...





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空気を抜きながら丸めて、えいやっ!っと味噌樽に

投げ込みます。





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塩蓋をして、重しをのせたらできあがり。

��人で仕込んだ5人の思いが詰まった味噌。

さて半年後、どんな味になるかな。

長いときを経て、味も見た目も変化していく発酵の過程。

どんな小さな命でも、生きてるってすごい!





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午後散歩をしたときに、3人で目を瞑り祈りました。

大切なこと、大切なもの、大切なひとのこと、しっかり

感じ取ることができた、まあるい一日でした。

みんな一緒にいられた今日に感謝。



2012年3月8日木曜日

3番目の奇跡




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長い暗闇からようやく光が見えかけたとき

わたしのからだにふたたび訪れた奇跡。



とてつもなく大きな不安と喜び。

��度目のことなのに、はじめて経験したように

うれしくて、心配で、あたたかくてしかたない。



麓がつないでくれた命。

麓が生きていたら出会うことのなかった命。



無事に育ち、うまれてくれるよう、毎日祈るばかりです。



「生」のなかには「死」から受け取ったものが

たくさん入っているんだと思います。

私たちも、「死」から受け取ったものをすべて

こどもたちと、その未来に注ぎたい。



吉村正先生のこの言葉が、私を勇気づけてくれます。



「つらいお産をした人はね、その経験を通して

女であることを深めていくことができるんじゃないかと

思いますね。母としてとか、妻としてとか、トータルでね。

そういうお母さんはきっと苦しみや痛みというものに

共感することのできる、素晴らしい女性性をもった方

なんじゃないかと思いますね。」



「2人目ですねー」といわれるたびに切なくなるけれど、

麓が見守ってくれてると信じて、前にすすもうと思います。





2012年3月7日水曜日

日々の癒し



これまでろくに肌のお手入れをしてきませんでしたが

いつも外気にさらされている肌を大切にしたいという思いから、

ようやく「ちょっとだけ」ケアしはじめました。



肌をよくするために、というよりは一日の終わりの儀式

みたいになっている気がします。



最近一番のお気に入りは、john masters organicsの

ハイドレイティングマスクとアルガンオイル。




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ここの製品は、からだのあらゆる部位に使えるのが

うれしいです。マスクを使いはじめてから、冬の乾燥が

まったく気にならなくなりました。そして肌はもっちり。

洗い流さず、アルガンオイルで薄くのばしてそのまま

寝ています。




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アルガンオイルは体にも顔にも髪にも使えるアルガン

という植物のみからつくられたオイル。

髪を乾かすときや、整えるときに活躍しています。



食べ物と一緒で、やっぱり添加物の入っていない

植物成分は、からだを浄化し癒してくれる気がします。

こどもとの慌ただしい時間の合間に、少し自分の肌と

向き合う時間をつくるだけで、ちょっと幸せ。




2012年3月5日月曜日

2012もÁguas de março



実は3月になると毎年ブログに書いているこの曲。



かなしくて、希望と絶望に溢れていて、やっぱりこの曲も

人生を重ねるたびに胸に響くのです。



「いい!」って思う対象はほとんど変わらないけれど、

なにがいいか?の感じ方は少しはっきりしてきたような。



埋め込みできないけど、このバージョンが一番好きです↓

http://youtu.be/Qle1OrunKnE



誰か歌ってくれる男性と、ピアノ弾ける人いたら、歌って

みたいものです。



Águas de março

Antonio Carlos Jobim



É pau, é pedra, é o fim do caminho,

É um resto de toco, é um pouco sozinho

É um caco de vidro, é a vida, é o sol,

É a noite, é a morte, é um laço, é o anzol

É peroba do campo, é o nó da madeira,

Caingá, candeia, é o Matita Pereira

É madeira de vento, tombo da ribanceira,

É o mistério profundo, é o queira ou não queira

É o vento ventando, é o fim da ladeira,

É a viga, é o vão, festa da cumeeira

É a chuva chovendo, é conversa ribeira,

Das águas de março, é o fim da canseira

É o pé, é o chão, é a marcha estradeira,

Passarinho na mão, pedra de atiradeira

É uma ave no céu, é uma ave no chão,

É um regato, é uma fonte, é um pedaço de pão

É o fundo do poço, é o fim do caminho,

No rosto o desgosto, é um pouco sozinho

É um estrepe, é um prego, é uma ponta, é um ponto, é um pingo pingando,

É uma conta, é um conto

É um peixe, é um gesto, é uma prata brilhando,

É a luz da manha, é o tijolo chegando

É a lenha, é o dia, é o fim da picada,

É a garrafa de cana, o estilhaço na estrada

É o projeto da casa, é o corpo na cama,

É o carro enguiçado, é a lama, é a lama

É um passo, é uma ponte, é um sapo, é uma rã,

É um resto de mato, na luz da manha

São as águas de março fechando o verao,

É a promessa de vida no teu coraçao



三月の水

アントニオ・カルロス・ジョビン



棒きれ、小石、道の終わり

木の切り株、少しの寂しさ

ガラスのかけら、人生、太陽

夜、死、結び目、釣り針

畑の仕事、木のこぶ

カインガ―の実、ランプ、マチア・ペレイラ(※)

朽ち木、堤の崩れ

深い神秘、望むか望まないか

吹き続ける風、坂の終わり

梁、窓、屋上のパーティー

降り続ける雨、川岸での会話

三月の水たちの中、疲れの終わり

足、床、道をゆく足どり

手のひらの小鳥、パチンコの石

空の鳥、地面の鳥

小川、泉、パンくず

井戸の底、道の終わり

嫌な顔つき、少しの寂しさ

杭、くぎ、先端、点

ぽとりと落ちる滴、数える、計算する

魚、動き、銀色が光る

朝の光、レンガが運ばれる

薪、一日、酔いの終わり

酒びん、路上の破片

家の設計、ベッドの中の体

故障した車、泥、そして泥

足跡、橋、ひきがえる、あまがえる

森の残り、朝の光の中に

夏を終わらせる三月の水たち

あなたの心の中にある命を約束するもの



※マチア・ペレイラ

ブラジルの民話に出てくる片足の黒人サシ・ペレレのこと



2012年3月1日木曜日

No more turning away?



もう3月。

見えなかった何かが、姿を現した3月。



��0年近く前にうまれ、15年近く前に感銘を受けた

この名曲が、いま一番胸に響きます。


歌詞が分からなくても泣けますが、歌詞を知ったら

いまの世界や自分のことと重なって、ますます

好きになりました。








On the turning away / Pink Floyd



On the turning away

From the pale and downtrodden

And the words they say

Which we won't understand

"Don't accept that what's happening

Is just a case of others' suffering

Or you'll find that you're joining in

The turning away"

It's a sin that somehow



Light is changing to shadow

And casting it's shroud

Over all we have known

Unaware how the ranks have grown

Driven on by a heart of stone

We could find that we're all alone

In the dream of the proud

On the wings of the night



As the daytime is stirring

Where the speechless unite

In a silent accord

Using words you will find are strange

And mesmerised as they light the flame

Feel the new wind of change

On the wings of the night



No more turning away

From the weak and the weary

No more turning away

From the coldness inside

Just a world that we all must share

It's not enough just to stand and stare

Is it only a dream that there'll be

No more turning away?



顔を背けて

見えぬフリをしてる

虐げられた人々を

この痛みの理由を

今こそ見つけるんだ

それとも見えぬフリして

生きていくのか?



影が生まれて

光を隠し

僕らを見えなくさせてく

荒れてゆく世の中に

気づかないまま生きる

誇りなくしたままに

孤独の中で



夜の翼で

声を伝えよう

沈黙の人をつないで

聴きなれない言葉に

君の心は動き

変革の風を知る

夜の翼で



顔を背けず

現実を見つめよう

凍えた心解き放ち

この地球を分け合い

みんな生きているんだ

立って見ているだけではだめだ

みんなが気付くことは

夢に過ぎないのだろうか