2013年7月17日水曜日

35th birthday

35年生きてきても



わからないことがいっぱい。



車にぶつかる鹿と車につぶされる虫。



屠殺される牛と捕獲される鼠。



調査される鯨と釣られる魚。



化学兵器と農薬と殺虫剤。



捨てられるペットと捨てられる赤ちゃん。



山を削って建てる家と川をせき止めるダム。



海の埋め立てと海のポイ捨て。



垂れ流される原発の放射性物質と工場の化学薬品。



どれが悪いの?どれなら許されるの?



命の重みは平等ではないの?



ただわかっているのは



どんな命も数多くの奇跡を積み重ねて



いま生きているということ。



わからないことはたくさんあるけれど



そんなわからないことをわからないなりに



素直に伝えていきたいと思った



35回目の誕生日。



2013年7月8日月曜日

美しい姿



手仕事フォーラムが発行している冊子「SILTA」を読んで、

ふと見つけた文章。

その文章が、好きな言葉とリンクして、一本に繋がりました。



SILTA 19号 宗廣コレクションと芹沢銈介の仕事

吉田桂介氏のお話より抜粋

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たとえば、那智の滝ののれんがありますね。

先生のおうちに行くと染めたものが下げてあるんです。

ところが次に行くと文様が少し変わってる。

そして次に行くとまた変わってる。

初めは雲や波があったんですが、行くたびに

簡略化単純化されていって、

最後に滝がすーっとおりてきて後は何もない。

そして非常に品格の高いものになっている。

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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉より

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「何においてであれ『完全』とは、すべてを脱ぎ去り、

ありのままの姿に戻ったとき、つまり、

加えるべきものがなくなったときにではなく、

取り去るものがなくなったときに達成されるのである」

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美しい文章や、美しい言葉に出会うと

自分が求めているものや

自分に何が足りないかを見出せる気がします。



今日気がついたのは、美しさは余計なものを脱ぎ去った

無心の中にあるということ。



たくさんたくさん考え抜いて、同じことを繰り返した結果、

考えるということをせずとも勝手にからだが動くようになる。

無我夢中。無我の境地。

美しさが生まれる瞬間には、無心であり、見返りがない。



こんなにいいことをしているんだ、と人に言ったり

自分が何のために生きているかを何度も確認するのは、

未だ道の途中であり、迷走している証拠。

そうしているうちは人の目を気にし、他人に手をだし口を挟む。

純粋な目的のためにではなく、「自分の好きな自分」で

いるために何かをし、そういう自分に酔っているので、

「有我霧中」である。

「母親に褒めてもらいたい」という心理は根深い。

いつも誰かに褒めてもらいたいのかもしれない。



でも真の名作や偉業は、本人が何も言わずとも歴史に残り、

本人が何も言わないほどに美しい。



民藝の手仕事もしかり。

名を残そうと作られたものは凝ったデザインになったり、

本人の個性が強いものになる。

本当にいいものは個性が消えるほどシンプルで

使うほどその美しさや力強さに気付かされる。



その境地に至るのは本当に難しい。

これからもたくさんの美しいものや人に触れ、

削ぎ落とす生き方を実践していきたいです。







2013年7月4日木曜日

蜘蛛の巣のまんなか



今月は誕生月です。



35年。



70年生きられるとしたら、折り返し地点。



元気に育って、結婚して、こどもを授かって

毎日一生懸命育児に携われることに感謝。



たいしたことは出来ていないけれど

これからも少しずついろんなことを吸収して

まだまだ自分の脳やからだを刺激していきたい。



この15年くらいずっと思っているのは

まるくて、やわらかくて、柔軟なひとになりたい。



考えていることは刺激的で、とんがっていても。

やっていることは革新的で、常識はずれでも。



それをそのまま口に出したら、パンクでメタルで、

それはそれでかっこいいかもしれないけれど



1つ言われて、100言い返すひとよりも、

��00言って、相手を黙らせるひとよりも、

��00聞いて、1つ言って、大地のようにつつみこむ。



そんなひとになりたいと思う。



男に生まれていたら、もっと尖って外に出て、

「死ぬまでにあれもこれもやらねば」

と思ったかもしれないけれど、女として、母親として、

いつでも家族の帰りを待つ存在でありたい。

いつでも家族の気持ちを受け止める立場でありたい。



知識をナイフとして使うのではなく、

蜘蛛の巣のように編み込んで、まあるく紡いで、

いろんなものをキャッチして、また透明な糸を出す。



雨が降ったらきらきら光って、水滴を落とす。

そんな、懐が深い人。



懐が深い=相手になかなか回しを取らせない、



うーん、なるほど。

やっぱり、ずーんと大きく受け止めるのがまず第一なのか。

相撲も柔道も、本当に強い人は「やわらかい」のだ。



これからもたくさん受け止めつつ、

まんなかをしっかり貫いていこう。



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2013年7月2日火曜日

むすびつき

なかなかブログを更新できぬまま、育休もあと2ヶ月。

娘は来月から保育園に通います。



いままでべったり2人で過ごしてきただけに、

日中離れるのが少しさみしいです。



保育園と復職に向けて、現在卒乳(断乳)に挑戦中です。



これは母にとっても子にとっても試練です。

娘は特に甘えん坊のおっぱい好きなので、一筋縄では

いかなさそう。でも、

「母がやめようと思ったときが卒乳のタイミング」

という言葉を聞いて、決意しました。



とにかく眠くて、昼間思うように活動できない。

子どもが寝た後の唯一の自由な時間も眠くて起きられない。

なによりずっと体調が万全じゃない。



というわけで、夫に寝かしつけを協力してもらって

4日目に突入しています。が、相変わらず起きる娘・・・

どうなることやら。



1人の子育てから2人の子育てになって、ますます

夫の助け無しではやっていけない、と思うようになりました。

我が家は2人の実家がやや遠いので、夫に頼るしかありません。



妊娠、出産、産後、そして乳幼児期の子育てにおいて

もし父親が協力的でなかったら、母親の父親に対する気持ちは

確実に悪い方に変化するのではないかと思います。

ただでさえ産後の母親の心身は不安定で、本能的に子育てに

集中し、男性を遠ざけようとします。

母親と子どもの結びつきは強められ、父親と母親のつながりは

途切れてしまう・・・

母親がひとりで頑張ってしまいがちな核家族が増えている今、

そんな家庭は少なからずあるのではないかと思います。



父親になる男性に、出産や子育てについての知識や

母親が必要としていることを伝えることは、家族の幸せに

つながるのではないかと実感した1年でした。







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