2011年8月18日木曜日

150年をまたぐ

この数週間、仕事の帰りに必ず寄っている場所があります。



家からとても近い神社。



我が家の近くには神社がたくさんあって、地鎮祭のとき

神主さんに「この土地は四方を神社に囲まれたいい土地です」

といわれた記憶があります。



神社の入り口にある鳥居には、文久二年と彫ってあるので

およそ150年前から人々がその四角い空間を通って、本殿までの

階段を昇ったことになります。



階段は苔むしていて、蝉の死骸や抜け殻が散らばっています。

石の様子からしてかなりの歴史を感じます。



そんな神社でいつも会うおばあちゃんがいます。

御歳80歳だそう。神社に入ると、まわりと違う空気が流れて

いてとても涼しいので、毎日涼みにきているそうです。



お互いのことを少しずつ話しています。



私がこどもを失ったこと、そしてまたこどもを授かりたいと

願っていることを話したら、

「それなら絶対だいじょうぶよ」

と、自信に満ちた表情で微笑んでくれたのでした。



150年のうち、80年を生きてきた女性の言葉は、私に勇気を

くれました。



今日おばあちゃんはいなかったけれど、ひとりの女性が

正座をして祈りを捧げていました。

きっと、みんな、いろいろなことを抱えているんだ。



そういう人々が命をつないで、何百年という時を生きて

きたんだと思うと、やっぱり生も死も意味があるんだと

思えます。





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やっと手元に届いたちりとりは和紙に柿渋を塗った手作り。

職人の仕事も長い年月受け継がれてきたけれど、私たちが

その存在を知り、それを必要とすることでまた、さらに長く

受け継がれていけばいいな、と思います。

脱掃除機、結構楽しいです。



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