2011年1月28日金曜日

じゅうぶんな時間

お味噌汁を作りながら、ふと空っぽになった味噌の容器を

見ると、そこにはこんなことが書いてありました。



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今日まで「小野崎の味噌」を造りあげてきた条件、それは

��つあります。原料、確かな技術、そして仕込まれた原料を

仕上げるための充分な時間です。

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小野崎糀店は、国内産の大豆、大麦、米を使用している

天然醸造の味噌。100年以上使われている大樽に

仕込まれた原料は、なんと500日を経た後味噌として

完成するそうです。



天然醸造ではない、大量生産の味噌がどのくらいの時間

を経て完成するのかは知りませんが、きっとだいぶ早く

出来てしまうのだと思います。

そして市販されている味噌の多くは「調整」と言う製造工程

でアルコールの添加や過熱処理により、発酵止めを行って

いるそうです。発酵食品として知られている味噌が実は

発酵を止められているなんて。



なんだか家を建てるときの木材の高温乾燥と同じ。伸び縮み

やゆがみを最小化高温で一気に木材を乾燥させると、時間は

短縮されるけど、実は内部が割れていたり、調湿作用などの

本来木材がもっているはずの機能が失われてしまったり...



急ぐことで、自然から与えてもらえるはずの恩恵をみすみす

なくしてしまっていることがたくさんあるんだなあ。



じゅうぶんな時間をかけることは、決して悪いことではない、

不便なことではない、と、こどもたちに教えたいと思うのです。

迷ったときにじゅうぶんな時間をかけて道を探すこと。

好きなことにじゅうぶんな時間をかけて取り組むこと。

大切な人にじゅうぶんな時間をかけて何かを伝えること。



本当に自然のなかには奇跡のような作用や効果がたくさん

あることに驚きます。快適さや便利さを求めて、その奇跡

を失っていることに、なかなか気付けないのは残念なこと。

人間のからだという自然だって、ものすごいはたらきをして

いるのに...



自分の奇跡、自然の謎。じゅうぶんな時間をかけてもっと

もっと知りたい。教えてあげたい。




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ひさしぶりの切干し大根。おいしい昆布で出汁をとると

作るもの全部おいしくなって得した気分。

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