2011年12月23日金曜日

降る、おくりもの、胸に抱く



今日はなんだか不思議な日で

普段は自転車で会社へ行くのに、なんとなくバスに乗った。



そして半年間ずっと通勤用のリュックにしまい込んでいた、

麓の母子手帳を開いた。



いままで自分の心と向き合うのに精一杯で、ちゃんと見ていなかった

麓の記録。ページを捲ると、そこには初めて見た麓の「足跡」があった。



退院するときに、足形をとっていたらしい。



その小さな、でもしっかりと生きていた足跡を見たら

涙が出て、なんだかとても大切な贈り物をもらったような気になった。



それから家に着いてポストを覗くと、長男を同じ時期に出産した

友人からの贈り物が届いていた。彼女の好きな本とクリスマスカード。



カードには「去年の今頃 まだお腹にいた麓君のことが思われます。

夢のようです。」と描いてあった。



私はまだ涙ぐんで、カードを家から一番空が綺麗に見える場所に置いた。



彼女の抱える記憶と想いも知っているからこそ、本当に心に響く

メッセージ。



つながっている、どこかとどこかで。



ぜんぶに意味がある。

麓が生きたこと。麓が死んだこと。



今日も本当に特別な一日。

手紙を書きたい人がいる。

思いを伝えたい相手がいる。

それが、しあわせ。



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