2008年8月2日土曜日

岩と雪と氷の世界

中南米を旅行中に妊娠、今年の5月無事出産をされた
友人のAさん(出産おめでとう!)の旅日記を読んで
いたら、沢木耕太郎「凍」についての記述があり、
興味を抱いた。内容はクライマー・山野井泰史の登攀に
ついてのドキュメンタリー。



山野井泰史さんについてはほとんど知識がなく、一度
NHKの番組で見ただけだった。そのときは、「なんて
きらきらとした瞳をしているんだろう。動物のようだ。」
という印象をもった。



さっそく図書館で借りてこようかな、と一緒に住むYに
話すと、「持っている。」という。それも書籍として
出版される前の「新潮」に掲載されたもの。
さらに、山野井泰史「垂直の記憶」も引っぱり出してきた。
山を登る人にとっては、有名人なのだな...。



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「百の谷、雪の嶺」 沢木耕太郎



2冊とも最後まで一気に読んでしまった。山野井泰史と
その妻・妙子が見たギャチュンカン峰での光景を、想像
するだけで恐れを感じた。



2人とも凍傷で指を失ってもなおクライミングを続けて
いるのは、そうすることが2人にとって生きることだから
だろう。妻・妙子に対する素直な言葉も心に残った。



「よりシンプルにより身軽に」という考え方や、山から
帰る人を待つもどかしさなど、共感できる部分もある。



緻密な計画、几帳面な荷造り、慎重な行動が必要とされる
クライミングに私は全く向いていない。ただ、海で痛い目に
合わないために生かせる何かを、これらの本を読んだことで
考えることができそうな気がする。



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「垂直の記憶」山野井泰史

2、3年前までは「登攀」の読み方も知らず、「ピトン」
てなんだろう?というくらい無知だったけれど、せっかく
近くに山を知る人がいるので、今後は一緒に登れるような
初心者向けの山へ行ってみたり、山のことを色々聞いて
みようかなぁ...。



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